ロコモ・骨粗鬆症関連

ロコモーティブシンドロームや、
骨粗鬆症についてのおしらせを
ご覧いただけます。

  • 『労働寿命』を延ばすには

    働きたい年齢まで、働ける“からだ”作りを   ~『労働寿命』を延ばすには~

    「職業病」は誰しもが耳にしたことがあるかと思います。

    これは、医学的にも間違いではなく、以下の職業と疾患の関連性について、種々のガイドライン等で科学的に証明されてきています。

    ・農家さん…変形性股関節症、変形性膝関節症。

    ・運転手さん…腰椎椎間板ヘルニア。

    ・デスクワーカーさん…肩関節周囲炎。

    ・保育士さん…腰椎椎間板ヘルニア。

    ・立ち仕事の従事者さん…変形性股関節症。

    ・肉体労働の従事者さん…変形性膝関節症。

    これらの疾患により、休業や手術、最悪の場合は退職にまで追い込まれてしまうケースも散見します。これらの疾患を予防していくことが、『労働寿命』を延ばすことにつながると考えています。

    たとえば、腰椎椎間板ヘルニアの発症と股関節屈曲可動域は関連する、という報告があります(股関節屈曲…太ももとお腹を近づける方向)。裏を返せば、股関節が柔軟であれば、腰椎椎間板ヘルニアの予防がある程度は可能と考えられます。

    医師・理学療法士とともに、あなたのからだをチェックし、ポイントを絞ったストレッチや筋力トレーニング、また“からだ”の使い方を習得することで、あなたの『労働寿命』を延ばしてみませんか。

                               理学療法士 塩野入 洋岐

  • 働きたい年齢まで、働ける”からだ”作りを

    みなさんは、『労働寿命』という言葉をご存じでしょうか。

    「健康」寿命は聞いたことがあっても、「労働」寿命は耳にしたことがないのでは。

    ニッセイ基礎研究所の調査によると、退職年齢の平均は2018年時点で69.9歳と推計されています。

    また、第二次安倍政権下における成長戦略にて、65~69歳の就業率を2018年の46.6%から2025年には51.6%へ引き上げる目標が設定されました。

    これらより分かるように、70歳現役時代はすでに到来しております。年金受給開始年齢も徐々に引き上げられており、働きたい(働かねばならない)年齢まで働ける“からだ”=『労働寿命』を延ばす必要が差し迫っていると考えられます。

    当院では、『労働寿命』を延ばすための取り組みも行っています。

    医師・理学療法士とともに、理想の“からだ”を作っていきませんか。

    お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

                               理学療法士 塩野入洋岐

  • リハビリミニ講座を開催します!

    『フレイルと運動療法について』

    日時: 9月27日(水) 15:30〜16:00

    場所: 当院リハビリ室

    内容: ①フレイルとは ②フレイルのチェック ③”かんたん体操”でフレイル予防       (担当: 理学療法士 塩野入)

    参加費無料・定員6名・予約制です。参加ご希望の方は、当院にお電話またはスタッフにお声かけください。

    当院を受診されたことがない方も、お気軽にご参加くださいね。

  • 猫背にお悩みの方へ

    先日、WHOより新型コロナ感染症の緊急事態宣言の終了が発表されましたね。

    皆様も徐々に外出の機会が増えてきていることでしょう。

    とはいえ、コロナ禍にあった3年間以上、外出機会もめっきりと減り、家の中であまり動かずに過ごしていた方も多いのではないでしょうか。

    動かない生活を長く続けていると、姿勢が悪くなりやすいと言われているのをご存知ですか。

    極端に姿勢が悪くなると、身体的にも心理的にも影響があるといわれています。

    身体的には…

    ・肺活量の低下      

    ・飲み込みの障害 

    ・転倒の可能性が高くなる       

    ・肩や腰のこり   など

    心理的には…

    ・心理的ストレス

    ・うつ状態    など

    このように姿勢の悪さは、生活上様々な支障をきたします。

    姿勢を良くするために、常に自分で意識できれば良いのですが、これはなかなか容易なことではありません。

    姿勢が悪い状態が長く続くと、自分の身体のイメージが崩れ、自分で姿勢の良い状態を維持できなくなってしまいます。

    体幹や下肢の筋力トレーニングだけでなく、体全体のバランスの矯正が必要になってきます。

    姿勢不良にはいくつかのタイプがあり、当院では、そのタイプに合わせた治療をご提案いたします。

    状態によっては矯正が難しい場合もありますが、リハビリテーションによって矯正可能なものもあります。

    当院では、理学療法士による姿勢矯正のリハビリテーションも行っております。

    姿勢についてお悩みの方は、お気軽に当院にお問い合わせください。

  • 骨密度の測定器が新しくなりました

    骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の検査につきまして、現在、多くの患者様に予約のご希望をいただいております。

    そのため、数ヶ月先まで予約が取りにくい状況が続いており、ご迷惑をおかけしております。
    検査を希望される方に、できるだけ早く検査を受けていただけるよう、検査機器を新しくいたしました。

    今まで検査ができる日は水・木曜日の午後だけでしたが、新たな機器の導入に伴いまして、2022年12月からは、月〜金曜日全ての日の午前・午後どちらもご予約いただくことができるようになります。(木曜午後は除く)

    検査をご希望の方、興味がおありになる方は、当院スタッフにお声かけください。

    骨粗鬆症につきましては、ホームページ内でも、詳しくご説明させていただいております。
    検査を受けるかどうかの目安になるチェックリストものせてございますので、ぜひご活用ください。

  • “ロコモ” という言葉を知っていますか?

    皆さんは、”ロコモ”という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
    “メタボ”は知っているけど…”ロコモ”は知らない、と言う方が多いのではないでしょうか。

    “ロコモ”とは…
    “ロコモティブシンドローム”の略であり、

    “加齢に伴う筋力の低下や、関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉”です。
    (日本整形外科学会より引用)

    現在、要支援、要介護認定をされている方は、全国で500万人を超えたと言われています。

    加齢に伴う身体機能の衰えは誰しも避けられないものです。

    しかし、普段から自分の身体機能を把握し、運動習慣を身につけることで、急速な機能低下を避けることが可能です。

    大切なのは、自分の身体機能を理解すること、自分に合った運動習慣を身につけることです。

    ロコモティブシンドロームについては、日本整形外科学会のホームページに詳しく記載されています。
    https://locomo-joa.jp/

    興味のある方は一度アクセスしてみて下さい。

    寝たきり予防はいつ始めても遅くはありません。

    “最後まで、自分の事は自分で出来る身体づくり” を始めてみませんか?

    運動方法が良く判らない…
    身体が痛くて思うように運動ができない…
    という方は是非、御相談下さい。

    当院のリハビリは、治療だけでなく、予防や機能維持にも力を入れています。

    私たちと一緒に、動ける身体づくりを考えてみませんか?