ロコモーティブシンドロームや、
骨粗鬆症についてのおしらせを
ご覧いただけます。
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『労働寿命』を延ばすには
働きたい年齢まで、働ける“からだ”作りを ~『労働寿命』を延ばすには~
「職業病」は誰しもが耳にしたことがあるかと思います。
これは、医学的にも間違いではなく、以下の職業と疾患の関連性について、種々のガイドライン等で科学的に証明されてきています。
・農家さん…変形性股関節症、変形性膝関節症。
・運転手さん…腰椎椎間板ヘルニア。
・デスクワーカーさん…肩関節周囲炎。
・保育士さん…腰椎椎間板ヘルニア。
・肉体労働の従事者さん…変形性膝関節症。
これらの疾患により、休業や手術、最悪の場合は退職にまで追い込まれてしまうケースも散見します。これらの疾患を予防していくことが、『労働寿命』を延ばすことにつながると考えています。
たとえば、腰椎椎間板ヘルニアの発症と股関節屈曲可動域は関連する、という報告があります(股関節屈曲…太ももとお腹を近づける方向)。裏を返せば、股関節が柔軟であれば、腰椎椎間板ヘルニアの予防がある程度は可能と考えられます。
医師・理学療法士とともに、あなたのからだをチェックし、ポイントを絞ったストレッチや筋力トレーニング、また“からだ”の使い方を習得することで、あなたの『労働寿命』を延ばしてみませんか。
理学療法士 塩野入 洋岐